とにかく身体はゆるめましょう。

いかに身体をゆるめられるか。

詰まるとこ、そこが出来ればかなり多くの事がかわる。変わるし、わかる。

いかに過剰だったか。あれもこれも。

ここで言う「ゆるめる」は

ストレッチ的なヨガ的な、関節の可動域的な柔軟性の話ではなく

(もちろん、そこもとても大切な要素の一つだが)

脱力とかリラックスとか、力を抜く、とか、

そう言いうお話。

余計な力み、過緊張をできるだけ無くしていく、と言う事。

余計な事をしない、足さない。できるだけ素のまま。

それが現代社会においていかに難しいか。いかに大切か。

あれもこれもと、

足し算ばかりで得たモノや情報の整理すらつかず

いざという時に有効活用もせず、

目ぼしい新しいものに次から次へと飛びつき。。。

それらをやめて、ただただ身体をゆるめる。

そのために何が必要かはある程度新たな学びは必要になるが

決して難しい事ではなく、身体の事のみならず、

あらゆる物事の捉え方、思考法においてもとても本質的な事。

身体をゆるめるほどに、思考も柔軟になり、かつ物事の捉え方が変わる。

余計な事に振り回されなくなるし、より自分の感覚が明確になり信じられるようになる。

自分の軸が出来てくる。

ゆるめる事で自分の軸が出来てくるし

自分の軸を強化成長させる事でもっとゆるむ。

どっちかだけ、と言う事ではない。

行ったり来たり。

極双という、体軸理論における重要な要素の一つ。

施術も体軸理論ベースで行っているので、

実際の施術方法がもみほぐしたり、関節へのアプローチだったり

内臓調整や頭部の緊張のリリース、時として遠隔だったとしても

目指しているところは、余計な力みを取り除き、軸を作る。

やっている施術は、側から見ると普通のアプローチに見えますが

目的意識が明確にあり、頭の中では色々ぐるぐる小難しくやってる。

目的意識、つまり軸があるので、

そのための手法は相手や症状などに合わせて柔軟に変えられる。ゆるんでると言う事。

ちょっと後半は難しい話になってしまったかもしれませんが、、

つまり、

とにかく、ゆるみましょう。と言うお話。

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