「腰痛」
年末年始にかけて、急性の腰痛や、慢性腰痛の悪化のケースでご来院の方が続いてましたので腰痛の改善症例を。
・Aさんの例
仕事は福祉関係で、現場で不意な体の動きも多く瞬発的に力んで踏ん張る事も多いが、最近はデスクワークも増えて移動はほとんど車で運動習慣はない。座りっぱなし、か極端な肉体的負担のかかr仕事環境。さらに、幼少期から思春期にかけてはスポーツやっていたが、そのスポーツで腰を痛めてから腰痛が出やすくなった。かれこれ20年。年に2回くらい激しい腰痛で動けなくなる。
というケース。
・生活環境(仕事、プライベート共に。心身のストレス環境も)
・痛みの出る状況(時間帯、動き、常時か否か、などなど細かく)
・悪化した時の状況
・昔やっていたスポーツの詳細、多かった動き、痛めた時の状況、その後の治療工程や痛みの出方
・腰以外の不調全般
・今一番困っている事、今一番改善したい事
・通える頻度回数
などなど、できる限りのお話を聞かせて頂いた上で姿勢のチェックや痛みの出方のチェックへ。
末端もきになるところだが、明らかに腰回りお腹回り、股関節まわりに違和感。
施術スタートしても引き続き問診は進めていきます。
聞いていると、腰以上に右足のむくみや張りによる痛みの方が際立ってきた。
今出ている腰の痛みを除去する事を踏まえつつ、下肢や腹部もチェックしながら施術を進めていく。
患部周辺の違和感やエラーを除去して痛みがかなり減少したが、まだ少し残る。
さらに評価すると左の腎臓が怪しい。腎臓に調整を入れてほぼOK。今日はここまで。
1週間後に2回目の施術。
その後の経過を聞くと
腰は大丈夫で、右脚の張りが辛い、との事。
なるほどなるほど。順調に洗い出されてきた。
細かく聞くと、右脚の楽なったが、左の辛さが出てきて庇ってるうちに右が辛くなった、と。
腰は落ち着いてきていたので今回は下肢の辛さをターゲットに絞る。
動きの連動や詰まりは取り除き、仕上げにある局部をしっかりほぐすように調整。
起き上がった瞬間、体が楽になったのがわかるほどに改善。
3回目はこれから。
まだ不安定だが引き続き全体のバランスと、局部ごとのエラー除去をそれぞれ続けて
身体を本来のあるべき状態に統合していく。