症例「腰痛」
昨日のお客様がたまたまお二人続けて同じ症例だったので備忘録的に書き留めておきます。
お二人とも痛みの出ている場所が仙腸関節といって、骨盤の腸骨と仙骨をつなぐ関節部分に出ておりました。

結論から言いますと、下肢の疲労蓄積や歪みによって股関節が効きにくくなっていました。

そのため股関節周りを固めようと骨盤周りの筋肉が過剰緊張状態になっておりました。

問診の段階ですぐ分かればいいのですが、一発で分かる事もあればそうでない事も多々あります。
日常生活での体の使い方を踏まえ、立位座位での痛みの出方、
片足立ちでのバランスの取りやすさなどから推測し股関節にあてをつける事が出来、
早速股関節をチェックしたらやはり可動制限と下肢の歪み(足首の硬さなど含め)や、下腹部の硬さがありました。
それぞれ調整したところ、寝姿勢でも痛みの減少を体感していただき、
実際に起き上がって痛みの出る動作などをチェックしたところ痛みが無事消失しておりました。
その上で、ではなぜ股関節が使いにくくなっていたのか。そこをさらに深掘りして
日常での体の使い方から変えていく事で痛みの出にくい体へ導いて行きます。
全ての腰痛がこれで治るわけではありません。
が、股関節の可動制限やうまく使えてない状態から腰痛を引き起こすことは多々あります。
日常的に腰痛が出やすい方は無理ない範囲で股関節の動かしやすさや片足立ちなどで左右左のチェックをしてみてください!
もし該当するような症状があればぜひ今一度ご相談ください。